認証取得に向けて、当該規格の要求事項を網羅した自社のマネジメントシステムを構築し運用します。
システム運用を開始してから2~3か月後を見計らって正しく運用され有効な運用につながっているか?
等の観点から内部監査を実施し、マネジメントレビューを実施します。
一方、システム構築終了の時期に審査機関の選定を行います。
審査機関の選定では、当該審査機関または当該審査分野(業務分野)に対して認証資格を保有しているか、自社の将来的受審分野を考慮したときそれらに対応できる審査機関であるか、世界的観点から存在・位置づけがわかり、審査価格は妥当であるか、受審先への対応は適切か?
等の観点から審査機関を選定し、審査申込書を提出し、審査準備を進めます。
認証を取得する最初の審査を初回審査といいます。
初回審査は標準的には2段階の審査で受審先を訪問して行われます。
第一段階審査はシステムが文書で適切に構築できているか?内部監査、マネジメントレビューが実施され第二段階に進められる状態になっているか?の観点から審査が進められます。
第二段階審査では該当規格、構築されたマネジメントシステムに従って運用が進められており、マネジメントシステムが適切で有効であるか?の観点から審査が進められます。
審査結果は有識者による判定会に掛けられ、適切な場合 認証登録となります。
認証されると三年間有効な「登録証」が発行されるので受審側はこれを入手します。
認証取得すると、毎年マネジメントシステムを維持して業務が進められていることを確認するサーベイランス(定期審査、維持審査ともいう)が実施され、三年目ごとに再認証(更新)審査が行われます。
システムが構築されているか。
内部監査・マネジメントレビューが実施されていてST2審査へ進められるか?の観点で行われる審査です。
構築されたシステムがて適切に運用されているか、全体に審査されます。
審査後、登録証が発行されます。
システムを維持しながら業務が実施されているかを確認する審査です。
(通常 年1回実施されます。)
全部署全項目を網羅する3年ごとの審査です。
(新登録証が発行されます。)